CBDの知識・使い方

CBDとは?違法?効果は?中には危険なCBDも【要注意】

悩んでる人
  • 最近よく聞く「CBD」って何?
  • セレブや有名人も愛用しているみたいだけど、どんな効果があるの?
  • 違法の大麻(マリファナ)とは違うの?
  • 副作用は?安全なの?
kiki
こんな疑問を解決できる記事になっています。

前職は某大手化粧品会社、現在は美容・オーガニック研究をしているkikiです。

オーガニックを軸に、こだわりを持ってCBDの情報を発信しています。

実は、日本でもスポーツ選手や、前首相である安倍晋三氏もCBD製品を使用しており、いま世界で注目を集めている「CBD」。

記事の前半では、「CBDの概要と驚くような効果・仕組み」について解説し、後半では「大麻(マリファナ)との違いや、副作用・安全性」を解説します。

この記事を読むことで、CBDの素晴らしさのみならず、粗悪品に騙されないような基礎知識がつきますよ!

CBDとは?

CBDとは?

CBDとは「カンナビジオール」の略称で、大麻草やヘンプから抽出される主要成分の一つです。

「精神作用を持たない植物成分」で、医療・健康・美容といった幅広い分野での効果が期待できると、近年になって世界で注目を浴びています。

このことから、欧米を中心に数多くのCBD製品が販売されています。

CBDの驚くべき効果!

CBDの驚くべき効果!

ここ10-20年でCBDが持つ驚くべき効果が発見され、現在もその効果について、世界ではさまざまな研究が進められています。

皆さんがよく耳にするような「リラックス効果」だけではなく、下記のような効果が期待できると注目されています。

CBDの効果が期待されること

現在も研究が進められている一部をご紹介します。

期待されていること

  • 不眠症
  • うつ病
  • パニック障害などの不安障害
  • 頭痛
  • 疼痛
  • アトピー性皮膚炎、乾癬(かんせん)
  • ニキビ、肌荒れ
  • アルツハイマー病
  • がん
  • ぜんそく
  • 糖尿病
  • 自己免疫疾患(関節リウマチ、バセドウ病など)

実際、欧米では下記の治療薬が認可され、処方されています。

難治性てんかん治療薬
CBDを主成分とした「エピディオレックス(Epidiolex®)」

多発性硬化症の神経因性疼痛・がん疼痛治療薬
CBDとTHCを主成分とした「サティベックス(Sativex®)」
※THCについては後でご説明します

kiki
あの安倍前首相も持病の潰瘍性大腸炎に対して、 CBDを摂取しているようです。

CBDはなぜ疾患に効果が期待されるのか?

CBDがさまざまな分野で効果が期待される理由は以下です。

期待される理由

私たちの体には元々、大麻草やヘンプに含まれるCBDなどの植物成分(=植物性カンナビノイド)を受け取り・利用するための機能が備わっています。

なので、CBDを摂取することで身体機能を正常化することができるとされています。

「えっ!? うそでしょ!?」って思われるかもしれませんが、これは真実です。

具体的に以下で解説します。興味のある方はグレーの枠内をご覧ください。

エンドカンナビノイド・システム

人間を含む ほ乳類、魚類、鳥類、爬虫類、両生類などには、大麻草やヘンプに含まれる植物成分(=植物性カンナビノイド)とよく似た機能をする「内因性カンナビノイド」と呼ばれるものを体内で作り出し、それを介してさまざまな身体機能を制御しています。

この「エンドカンナビノイド・システム」という身体制御システムが「睡眠、食欲、性欲・生殖機能、感情、痛み、免疫、運動機能、記憶」などのあらゆる身体機能をコントロールしているのです。

しかし、加齢、ストレス、重金属、環境ホルモンなどにより、この制御システムがうまく働かず、疾患にかかりやすくなります。

なので、私たちの体内で作られる「内因性カンナビノイド」とよく似た機能をする、「CBDなどの植物性カンナビノイド」を摂取することによって、この制御システムが正常になり、さまざまな疾患に効果が期待されるのです。

CBDは大麻(マリファナ)とは違います!

CBDは大麻(マリファナ)とは違います!

大麻草やヘンプの中には100種類以上の植物性カンナビノイドが含まれており、その中の有名な2大成分が「CBD」と「THC」です。

私たちがイメージする大麻(マリファナ)は、陶酔感や多幸感などの精神作用、いわゆる「ハイ」になる作用がある「THC」が多く含まれます。

CBDは「ハイ」にならない

一方、CBDは「ハイ」になる、といった精神作用がありません。「ハイ」にならず、さまざまな疾患に効果が期待できる成分であるため、世界中で非常に注目されています。

違法ではない

大麻(マリファナ)に含まれるハイになる成分「THC」は、最近、合法化されている国もありますが、日本を含め違法な国が多いです。

一方、日本で「CBD」は違法ではなく、合法です。これは厚生労働省もきちんと認めています。

日本で販売されているCBD製品には、「THC」は含まれていませんので、全く問題ありません。

しかし、海外にはTHC入りのCBD製品が販売されているため、海外で購入する場合、十分に注意が必要です。

依存性はない

悩んでる人
大麻(マリファナ)は依存性があるって聞くし、CBDも依存性があるんじゃないの?

こんな風に思われるかもしれませんが、WHO(世界保健機構)はCBDについて「乱用や依存の可能性はない」と結論づけています。

参考:WHOの報告書 日本語版

上記は、2017年11月の「世界保健機関(WHO) 薬物依存に関する専門委員会(ECDD) 第39回会議」にて「カンナビジオール(CBD)事前審査報告書」として公表されました。

日本臨床カンナビノイド学会のWEBサイトで、報告書の日本語訳が掲載されていますので、詳細を確認されたい方はぜひご覧ください。

kiki
「CBDには依存性が確認されない」と国際的な機関によって評価されているので、安心して利用できますね。

CBDの副作用は?安全なのか?

CBDの副作用は?安全なのか?

悩んでる人
依存性や中毒性もなく、さまざまなメリットがあることはわかったけど、副作用とかあるんじゃないの?

こんな風に思われるかもしれませんが、WHOは安全性についても、以下のように論じています。

CBDの安全性

  • 非常に安全で、良好な忍容性(許容性)である
  • 長期間、多量摂取(1日1500mg)しても忍容性は良好である

※忍容性:薬によって生じる副作用がどれだけ耐え得るかの程度を示したもの

CBDはこれまで目立った副作用が報告されていません。

しかし、まったく副作用がないわけではなく、以下のような副作用がでるケースもあるようです。

  • のどの渇き
  • 倦怠感
  • 眠気

など

粗悪なCBDは健康被害を起こすものがある

粗悪なCBDは健康を害す恐れがある

CBD市場は規制がまだ規制は整備されていないため、中には「粗悪なCBD」が出回っています。

「粗悪なCBD」では、頭痛、吐き気、嘔吐、見当識障害、興奮、発作などの健康被害を引き起こすものがあることがアメリカで報告されています。

「オーガニックなCBD」を摂取しないと、上記のような副作用や体にとって毒を摂取してしまう恐れがありますので、注意が必要です。

「オーガニックなCBD」とは?

汚染されていない土壌、農薬・除草剤等が使用されていない環境(※)で栽培され、かつ、「遺伝子組み換えではないヘンプ」から作られたCBD製品を指します。

※ヘンプは、土壌の「良い物質」のみならず「悪い物質」までも吸い上げてしまう性質があるため。

「粗悪品に騙されない知識」を持って、安全なCBD製品を選ぼう!

安全なCBD製品を選ぼう!

CBDは医療・健康・美容で幅広い効果が期待できる成分で、大麻(マリファナ)とは違い、違法でなく、依存性もなく、安全性も高いということを解説しました。

しかし、先ほどご説明したとおり、「粗悪なCBD」では深刻な健康被害を起こすものがあるのが事実です。

このようなことから、私たち消費者が「粗悪品に騙されないような知識」を持ち、安全性を確認できるCBD製品を選ぶことが非常に大事になってきます。

皆さんが「騙されないためのCBD製品の選び方」を、下記記事にまとめましたので、必ず目を通していただければと思います。

これは他のサイトでは書かれていないことも多いので必読です。

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【注意】これを読む前に買ってはダメ!CBDの選び方3つのポイント教えます。
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